点滴

相変わらずの病院生活。大学病院は非常にきれいである。中にドトール。外に公園。エスカレータから階下を見下ろすと、会計を待つ様々な人々。ららぽーとに事件性をとりのぞいた雰囲気である。

それにしても、患者だらけである。右見ても患者、左見ても患者。付き添いも心配といたわりでそこに健やかの文字はない。内科の処置室の一室で点滴を打つのだが、もう両腕穴だらけである。どうやら、自分は点滴が苦手らしい。もう何時間も前に打った肘の裏がまだ痛い。明日も打つと思うと、ひりひりする。
そういや、この注射とか打たれるあの部分の名称は何かないのだろうか?肘の裏、内側。前にも、鼻くその医学用語がなくて、耳鼻科の先生は困るんじゃないかと思うなんて話を書いたが、意外と体の部分で決められた名称がない。そして、たいていそういう部分は指でつまむと痛い気がする。

病院の売店舞城王太郎、スクールアタックシンドロームを買う。こういうときの出会いは逃さない。