平成ノブシコブシ2

昨日の続き。

虎の門に出ていたらしいが、みられなかった。引越しのためのとはいえ、いまどき、親父が寝ているところでしかテレビが見られないという状況は相当酷である。これが5月まで続くと思うと哀しくなる。
ジャルジャルとかも出ていたらしく、やはり虎ノ門の若手選抜の仕方はこちらの気持ちをよくわかっている。

で、昨日の単独である。

去年の二月に同じく恵比寿エコーで「徳井 vs 吉村 売れないのはお前のせいだ!否お前のせいだ!責任転嫁ライブ」で、今回のような茶番ライブをやったみたいなのだが、そのときの話を聞くと茶番に見え隠れする本気さがにじみ出ていて面白そうである。
しっかり自分達のコントもはさむし、金をかけて勝負する必死さやラスト罰ゲームで、客席から敗者・吉村に対して味噌を投げつけて帰れるという祭ならではの要素もはさみ、納得な感じである。

今回はいろんな芸人を呼んで茶番という形をとっていたが、ノブシコブシとして得をしているのかどうかは微妙なところである。去年と同じことやってもどうしようもないこともわかるが、持ち場を他の芸人に渡している感じがどうにももったいない。ただ、全体の調和を考える真面目なノブシコブシはこのライブをやる。真面目なのである。

彼らは、「いいでしょ、2000円なんだから」といってオール旧ネタをやる東京ダイナマイトみたいなことは出来ない。したくないんだろう。
でも、せめて1000円だからいいでしょといいながら、ただただくだらないゲームコーナーをやったり、脇やればどうせ盛り上がるんだから、あとは自分の勝手にやらしてもらいますよ。という感じのことをやってくれるとすごくうれしい。

あと、いいたい放題書かせてもらうとたぶんゲームコーナーだけでライブを成立させるにはやはり今の徳井だときつい。かならず、裏切ったり・泣いたり・負けたりするのは吉村であり、そして、その行動が面白くてみている。

昨日も、本気でチャンバラをやるというくだりになったとき、どうしても吉村に目がいってしまった。これは自分がファンだからということもあるのかもしれないが、しっかり期待にこたえてくれる吉村を追う。ここぞというときはすべて吉村である。

徳井が吉村に負けるという構図を10回に1回でもいいからいれて、そこで徳井に対する心構えをつけさせてもらいたい。たぶん、ここがキーになる気がする。


もしかしたら、HNK2で、こんなことやってるかもしれないし、まだロフトプラスワンのキワモノ芸人も見てないのでそれをみてからまた考える。


平成ノブシコブシ「御コント」

■公演日:2007年7月30日(月)
■開場:18:00 開演:19:00
■会場: 新宿シアターアプル
■席種・料金: 前売・2300 当日・2500