ケチャ

今日は都庁に行って、帰りがけケチャ祭りが偶然やっていたので立ち止まる。ケチャとは、バリ島で行われる男声合唱。または呪術的な踊りにともなう舞踏劇らしいです。私が見たときはガムランの演奏でした。
クンダン(小太鼓)やレヨン(ボンゴみたいなもの)を4,5人で、ガンサ(鉄琴みたいなもの)を10人くらいで演奏してるのですが、このガンサの音色がなんともお香くさい。音を匂いで表現するのは訳がわからないのは重々承知だが、匂ってくる。ガンサはなぜ一つ一つの音があんな音を奏でるんだろうか。左から順にたたけばそこで立派な音楽が出来上がる気がする。そもそもピアノやリコーダに慣れ親しんだしまったからこそ、音を8つに分けなくてはならないと思い込んでしまっている。自由に音階を決めて勝手に分割すればそこに心地よい秩序が生まれるのではないか。どうやればいいかわからないけど、思ったから書いておく。