どきどきキャンプ

2日連続で恵比寿へ。
どきどきキャンプ第7回公演「私の愛馬は凶暴です」@恵比寿エコー劇場

岸学は笑いながらしゃべっても大丈夫な希少な存在である。コント中に笑いながらしゃべると、空気が崩れて場がぐずったり、笑わないように取り繕うことでわざとその様子をみせて笑いを取りに行ってる感じが見えてせこく見えたりする。でも、岸はそんな小さなことはしない。面白くなっちゃったから笑ってるだけである。そこにウソはない。その感じはどことなく平成ノブシコブシ吉村のにおいがする。一昨日、予定があきルミネのコントバトルにいく。そこで平成ノブシコブシのコントを見る。吉村、制限時間も短いのに大事な小道具を忘れる。舞台上でありのままを相方に伝える。焦る吉村。くそーと右往左往しながら叫ぶ。そこにウソはない。その様子がやはり面白い。岸さんと吉村さんでアドリブのやりあいとか見てみたい気がする。
単独はどきどきしか醸し出せないコントの数々。喧嘩がしたことのない奴のけんかは、あるあるとは違うけどみんな認識できるあの感じを作れるのはさすがです。

幕間の音楽とエンディング映像をみると、いつもどきどきキャンプの単独をみてよかったなぁと感じます。