プレイボーイおばさん

ここ一週間、いろいろな人に会ったりする。3月は別れの季節であり、旅立ちの季節である。

前の研究室の先輩の卒業祝い、落研の先輩の卒業、新しいライブの打ち合わせ、自分のライブの打ち合わせ。忙しそうに見えるが床ずれができるほど寝ている。そんなことではいけないと、今日はオードリー単独へ。

第1回「シャンプーおじさん」が2年半前。M-1バブルで今回は即完売。昨日ふとヤフオクをみたら60000円の値が付いていた。

山手線が止まった。動かない緑の電車を前に人は無力だ。
14時開演で13時20分新宿。やむを得ず、振替乗車券をもらい、はじめて副都心線に乗る。あそこの乗車ベルは陽気な残酷を想起させる。闇営業で演奏する地下室のcobaみたいな曲である。特に新宿三丁目。あと、新宿の地下道には副都心線の案内看板がほとんど無い。怖いよ。

オードリー第2回単独ライブ「プレイボーイおばさん」@恵比寿エコー劇場

開演と同時に到着し、一発目の漫才で客席にあぜんとする。うちわである。はじめて、お笑いライブでうちわを見た。クリスマス会のもしゃもしゃしたやつがついていたり、自分をあおぐにはとてもじゃないけど扱いにくい大きなうちわを顔の横に置き、彼女らは笑っていた。何が書いてあるんだろう。もしこんなことが書いてあったら人はどう思うか。

「斎藤」

間違っている。もうどうすることもできない。少なくともその子は二人のことを知らない。もしかしたら、裏のスタッフを応援しているのかもしれない。いつも漫才マイクを出すあの舞台監督が好き。そんな人がいるのかもしれない。でも、今のタイミングではない。暗転のタイミングに蛍光塗料でも塗って応援すべきだ。

まぁ、いいや。そんななか、オードリーはいつもどおり漫才をする。おもしろかったなぁ。「殺人の動機」のようなパーソナルに迫ったものから「サラリーマンファイター」のようにキャラと流れがうまいことできているコントもあり、さすがと思わせるしっかりとした漫才でしめてくれる満腹な内容。
若林さんのピンネタを生で見れたのは良かったです。あと、場面転換の最中ずっといかりやの真似をする春日が全然受けてないのがおもしろかったです。

明日はどきどきキャンプの単独です。楽しみです。