サマータイムマシーンブルース

サマータイムマシンブルース法政二

ヨーロッパの上田さんは普通の作家ならここで終わらすだろうと思う二個先まで話を続けてくれる。だから、自分の中でぼんやり考えていたラストを通り抜け、変な新鮮味に襲われる。そしてこの芝居が終わらないでくれと思いながら話を見ていられる。

人間の関係性というより動作を重視して話をつむいでいく形式について、空間を見守りたくなるグルーヴ感の出し方について考える。

帰りに映画版を借りてかえる。