シュール5・D関ルミネ4・RGVSハブ〜ジャッジ熊谷〜

日曜月曜と所要で東京を離れていました。残念ながら東京シュール5@ルミネを逃してしまいました。「東京シュール5〜Tシャツを買いやがれ!〜」いかがだったのでしょうか?
Tシャツ、買ってください。お願いします。
10000字チラシはこちら http://d.hatena.ne.jp/gyoumuyou/20080527#1211846812


今日はなんとか夕方に東京に戻り、その後、ダイナマイト関西ルミネ予選4を見に行きました。ハチミツさんのアウェーとわかりつつもあくまでわが道をつきすすみ、堂々とひっくかえすパワーはすごい。はるかさん、体調がよろしくなさそうだったのは残念でした。

最後に、今回、館長がおっしゃっていた東京まで自費で払ってでもみたかったイベント。「RGvsハブ〜ジャッジ熊谷」のレビュー、日記に載せるのわすれていたので今ここであげてみたいと思います。




2008年5月25日 RGVSハブ〜ジャッジ熊谷〜@渋谷シアターD

天才。5月25日、19時渋谷シアターD。客席は超満員。立ち見の芸人でむせかえる。それはそうだ。ここに二人の笑いの神が光臨するのだから。無駄な演出いっさいなし。無駄な日本語、いっさいなし。ただたんたんと試合をこなすこの光景が一瞬だけ天空に見えた。
「おもしろリンゴ食べかた対決」「おもしろタトゥー対決」「リアル鰐に食われる対決」「リアルシャチに食われる対決」・・・おもしろとリアルでうめつくされたお題にいとも簡単に答えていく2人の様は笑いのスーパーコンピュータなのか怒濤のお題の洪水にただフィルターが壊れてるだけなのか。
印象的な対決はストロボ対決。もう確実にストロボがおもしろいだけなんだが、RGの半ケツラジオ体操が脳裏にこびりついてならない。客にケツを向けてジャンプするなんて常人の発想ではない。でも、おもしろいのである。それとRGの着替え時間に、少しでも舞台を華やかにしようと右へ左へ回転しながらふらついているハブの姿はちょっとおしゃれなスクリーンセーバーのよう。肉体が語る。こうして、本人の意図しないところに一つの作品が生まれる。神の所業である。
そんな尊くもどうしようもない戦いを交える中、今回の一番の収穫は先攻の神が思いっきり受けている時に後攻の神のみせる苦悩の表情である。これはたまらない。思いついた数をさけんだだけで一勝と思えば、自分の親の子作り計画を罵倒してでも一勝をもぎ取る。一試合一試合真剣勝負なのである。だから、芸人は美しい。だから、芸人はかっこいい。
結果、38分け、RG31勝、ハブ31勝で奇跡のドロー。きれいすぎる。どこまでも奇跡の人である。最後、歌ったことも無いLIVESTANDの歌を一緒に歌いそうになってしまった。感動をありがとう。笑いをありがとう。
そして、ふととおもいだす。ふりかえれば100番1000円。1番10円。結論、天才は安い。


ハブさんは天才です。