走って逃げる

秋葉原の事件。目の前でそういうやつが出てきたときに、おもいきり背を向けて走って逃げられるのだろうか。引かれた人を助けようとしたときに駆け寄りつつもあいつの奇行を察知してすぐに自分の身を守ろうとして背を向けて走れるのだろうか。
ナイフを蹴り上げ、絞めて押さえつけることを頭の中でイメージはできるが、実際には多分できない。もちろん、体当たりしたりとかして一撃でしとめられればいい。もしその行動を起こすのであれば一撃である。しくじれば後はない。しくじるイメージをゼロにして己を信じればそれでいい。でも迷いが生じたとき後がなくなる確率がぐんとあがる。やはり、そのときに、情けないかもしれないが絶対走ったほうがいい。

走ったほうがいい。そんなことを考えてしまうほど事件がそばにやってくる。それとも悪い大人になったのか