六本木クロッシング2007

六本木クロッシング2007:未来への脈動」展@森美術館

まったく持って画才のない僕は美術館に行くと理科の教科書をよみたくなる。妄想ができず、かつ、有機物を自らの手で描くことのできない自分は、既製品や部品をもちいて新しい論理体系を構築する。そして、その体系の美しさをそのまま提示するか、それにゲロを掛けて笑うか、それはそのときの気分である。

白黒に太い幹とスマートさ。今の自分に足りないのはゲロをかけないように足腰を鍛えることと何でもやってしまう向こう見ずさである。