東京ダイナマイト

東京ダイナマイトDVD「DYNAMANIA」を観た。
別に格別おもしろくなかった。でも、東京ダイナマイトは確実にファンは増えていくと感じた。
ピンだった頃の松田大輔のネタを数本見たことがあるがそのときから彼はおもしろかった。「おい、やめろよ。耳にセメント流し込むなよ」という言葉は今でも忘れない。

このコンビの強さはハチミツの存在感からくるところも大きい。ハチミツ二郎のカリスマ性というか、存在感は一線を画している。こいつがどっしりしているからなんだか彼が言っていることがいいんだろうなぁという雰囲気に持っていってしまう。この雰囲気づくりに関しては今の若手では一番力があるんではないかと思う。
決して役者になんてなれず、というか、なりたくもないだろう。
存在感を背に、ハチミツから出た言葉をありがたがって受ける人々がこれからどんどん増えていくのだろう。
貴重な芸人である。

本当におもしろいネタを一本見たい。それで変わる。